2014年06月06日

地味な匠

来る日も来る日も自宅兼工房の改修に明け暮れる住人2名。
5月末からの連続真夏日の最中も工務店よろしく職人に徹しておりました。
そしてやっと暑さも収まり早くも梅雨の季節。

我が家のベランダに網戸が付きました。

何を特別に網戸の話などと思われるかもしれませんが、
これこそが当工房主の技術の結晶。

「木工自作網戸」

夏が来る前にと猛暑の中、工房主が文字通り必死の形相で作りました。

気が付いてみると家には一部を除き網戸が無い。
網戸も我々にとっては高級品。
それ以前に「無いものは作る」のが当工房の常識。

網戸と言えば金属のサッシとセットで付いてるもの
と思いきや、工房主は当然のごとく「木」で作る・・・。

しかし、これがとんでも無く高度な作業であり、
しかも、説明しないと解らないほどの地味な匠の技なのでした。

ピンボケだけど
amido 006.jpg
左右網戸のはめ合いの凹凸は隙間が開かないように。


窓枠から外れないように上下の切り込み。
amido 018.jpg
そして網を張るミゾも正確に掘る。
(網を貼るのは手慣れたもの)

スムーズな可動のための滑車。
amido 004.jpg
かつちょっとした隙間からも虫の侵入を許さない。

かくして美しくホワイトにペイントされたカントリー調(?)網戸が出来上がり。
amido 001.jpg
ジャーン!

それもこれも製作再開への重要なプロセス。
作業環境を整えることはよい仕事に繋がります。

たかが網戸どころではない「木の網戸」。
工房である築40年超の木造住宅の窓枠は相当曲がっており、
ここに上下左右の隙間なく可動する網戸は今までの技術の結集と言えるでしょう。
そしてこれらのプロセスが後の製作作業に反映される(はず)のですっ!


家全部の網戸を網羅するにはあと一歩。
日夜上下左右のはめ合いに頭を悩ませ、工房主は夢でうなされる日々が続く・・・。
タグ:工房
posted by しずく at 21:52| Comment(0) | リフォーム日記
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